新型コロナウイルス感染症に対する抗体は生涯持続する可能性がある

新たに発表された研究によると、コロナウイルスに対する抗体はこれまで考えられていたよりも長く持続する可能性があることが明らかになったが、コロナウイルスに対する免疫は数カ月だけではなく、数年、さらには数十年も持続する可能性がある。

この研究はワシントン大学によって行われ、この病気に軽度に罹患した人は生涯抗体を持っている可能性があることを明らかにしました。 以前は、これらの抗体の保護は数か月の間に消失したと言われていましたが、新しい研究の著者らは、これはデータの誤解であると仮定しています。

「感染後に抗体レベルが低下するのは正常です」と研究著者の一人であるアリ・エルレベディ氏は言う。 「しかし、それらは消えるのではなく、プラトーに入るだけです。」

その証拠に、ほぼ19年前に新型コロナウイルス感染症を発症した人々から抗体が見つかった。

著者らによると、抗体を生成する細胞は骨髄に移動し、そこから抗体を血流に送り続けますが、その量は病気が進行していたときに比べて減少しています。 「これらの細胞は分裂を続けるのではなく、単に骨髄の中で静止して抗体を放出しているだけです。 彼らは感染症が終息して以来それを続けており、今後も無期限に続けるだろう。」